大阪市浪速区桜川1-4-4
JR難波駅から徒歩3分
2019-12-23 20:51:16
ジムから徒歩・・大股で15歩の『にしかわ』さんの
かす汁定食です。
あったまるし具沢山で美味しいですよ(^^)
⭐︎28(土)日試合のチケット残りわずか⭐︎
FromTN
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井岡弘樹ボクシングジム
大阪市浪速区桜川1-4-4
TEL:06-6526-2020
電話はココをタップ
ブログ見たって言ってね〜?
2019-12-23 02:52:44
読者の皆様へ
少し早くなりましたが、2019年12月19日を以って3年半勤めた井岡弘樹ジムを退職する事になりました。
大学時代の友人の縁で、2016年6月から整骨院で鍼灸師として勤務、閉院した11月からはジムのトレーナーとして働かせて頂きました。
その友人が『閉院した後も長田先生が望めば絶対にジムの為にもなるので残してほしい』と直接頼んでくれていた事を後で知りました。
井岡弘樹会長をはじめ、ボクシングを通じて出逢えた全ての皆様に心から感謝しています。
色々な事がありましたが、休学した『3年間』と違って、この3年間は皆に自慢したくなるぐらい毎日が最高に充実していて、誇りに思っています。
働く事が楽しくて早く仕事終わってほしいなぁ…とか全然思わなかったですし、日々があっという間でした。
『ボクシング=ビジネス』って今でも周りに聞かれたら答えますし、それが自分の信念でもあります。
ただ『生き甲斐』になってたのも確かです。
ボクシングで何の実績もなかった自分を拾って下さった会長のお陰で今の自分があります。
会長は体を張って守って下さった事もあったので、お役に立てたかは分かりませんが自分も少しでも恩返し出来ればと思い、仲間と一緒に闘ってきたつもりです。
そして、自分の人生を変えてくれた野中悠樹さん、選手とは違う立場でここまで自分を育ててくれた桂トレーナーにも心から感謝しています。
まるで失敗に終わった自分のボクシング人生を、今度は成功となるように誰かの人生を借りてやり直しているようでした。
たまたま桂トレーナーと辞める時まで同じだったのも何か縁があるのかもしれません。
選手やトレーナーに個人的な思いを書いていくと何行あっても足りないので、自分のブログで今後の事も含めていつか書いていけたらと思います。
受付もやっていたので、フィットネスの方達も含めて全員と関わりがありましたけど、ここは良い人達ばかりでした。
困ったら助けてくれる方もいたりして、自分がここまで続けられたのは、そういった人達の支えが大きいです。
癌で余命宣告されたサークル生の為に寄せ書き書いたり、なるべく先までめくられるようにボクシングのカレンダーをプレゼントしたり…
第3頚椎骨折、頸髄損傷で寝たきりになっていた方へメッセージ書いたバンテージを渡してあげたり…
71歳で本当に立ってミット打ち出来るようになったり…
皆さんのそういった心意気とか気遣いが本当に素晴らしくて、一緒に闘うってこういう事なのかなと思いました。
様々な形があるのだと勉強にもなりました。
会長の力ですが、ここは全国でも有数のフィットネスが多いジムです。
ある程度のリスクを背負う覚悟で自分自身から願い出て日曜の営業を始めましたが、それはフィットネスの人達が周りに遠慮せずに本気でボクシングを楽しめる時間を作る、自分なりの恩返しのつもりでした。
日曜日だけは自分も体に鞭を打ってマスとか実戦練習をしようと決めていました。
ボクシングは実戦練習とかやり出したら絶対はまります。
ただマッサージ・ミット・デスクワークの腱鞘炎の三重苦で腕はもう限界が近付いてました。
(※ 汗だくで何故かパンツまで破れてました。中々セクシーな破れ方。そして肌が白い)
そんな中で日曜日の営業は周りのスタッフのお陰で順調になっていきましたし、0からここまで積み上げてきたっていう過程は自分にとっても自信になったし感慨深く思います。
自分にとって挑戦でした。
いつかこの経験が活きてくるのは間違いないです。
自分が辞めたこの先も日曜日の営業は続けて欲しいです。
そして、サークルも守ってあげてほしいです。
ボクシングを始めるきっかけになった憧れのボクサーが出演していたその番組の特集にまさか自分が関わる事になったり、自分の中でこの井岡弘樹ジムというのは何か運命的な物をずっと感じています。
そして、たまに思います。
自分が井岡弘樹ジムに来てなかったら今ジムはどうなってたんだろうと。
自分の人生ではなく、ジムの人生が、です。
ジムから貴方と出逢えて良かった、ありがとうって愛される存在でありたいです。
それが自分の生き様でもあります。
あの命懸けのリングで一緒にボクシングをして、気持ちを共有した人達との出逢いは特別です。
どれだけ本気で頑張っても倒される事もあるし、全てを犠牲にして挑んでも結果が伴わない事があります。
ただ本気で闘った敗北は負けではないです。
さすがにしばらくは休養しますが、今後も『日本ボクシング界を変える』という夢に向かって挑戦していこうと思います。
3年間の休学から復学する時に決意しました。
自分は『死ぬ気』ではなく、『生きる気』で頑張ろうと。
死ぬ気で闘っていいのは結果を出している人間で、何にも結果を出してない自分の死ぬ気は開き直ってるだけになる、現実から逃げずに、言い訳せずに、頭と心を最大限使って生きる気で闘う。
自分の人生を見限っていた人間にとっては生きる気こそが、その死ぬ気で挑む事と同義語になる。
勉強なんて全くしてなかったし何にも覚えていなかったので、0から誰も知らない3つ下の学年とやり直して、1年で鍼灸師の国家資格を取って井岡整骨院で働く事になり、今に至ります。
そして、このブログの記事が自分から『最後』で『最初』のメッセージです。
終わりではなく今から始まります。
また夢を叶えられる程の準備を整えて、更に成長した姿で必ずボクシング界に帰ってきます。
短い間でしたが、今まで本当にありがとうございました。
井岡弘樹ジム 長田靖史